過去の自分を救いたかっただけ

最近子供を産めないことを特に辛く感じていたのですが

自分の気持ちに丁寧に向き合ってみると

どうやら自分の子供がほしかったというよりも、子供を育てることで過去の自分を救済したかっただけなんじゃないかということに気づきました。

私には理想の家族像というものがありました。

家族みんながそれぞれのことを大好きで、それぞれが誇りをもって暮らしている家。

宿題も学校で遭った辛いことも両親が丁寧に受け止めてくれる。子供の話をちゃんと聞いてくれる。

兄(姉)は下の子供(弟、妹)が大好きで、一緒にテレビゲームや漫画で遊ぶ。

経済的に不安がなく、行きたい進路があれば行かせてもらえる家。

これをパーフェクトにこなしている家庭は早々ないと思いますが、少なくとも「家族みんながそれぞれのことを大好きで、それぞれが誇りをもって暮らしている家。」は実現させたかった。

それを実現させることで過去の辛かった自分を慰めてあげようとしていたのだと思います。

でも、子供が産めなくなったことで永遠に過去の自分が欲しかったものが手に入らないと感じて、そこが一番辛かったのだと思います。

何をしたら私は満足できるのか、これから考えたいと思います。

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