祖堅さんの曲がやたら染みる

またまたff14の話でごめんなさい。

ff14のBGMを作曲されている方で祖堅正慶さんという方がいるのですが、

この方、数年前がんが発覚して会社の了承を得て作曲の仕事をしながらがん治療されていたそうです。

今は寛解されて予後も良好みたいで。

すべてが終わったあとでゲームのイベントで実はあの頃がん治療してましたと報告してプレイヤーの間でかなり話題になりました。

祖堅さんのがん報告を聞いたとき、私はのん気に「がんのことよくわからんけど大変やったろうな…とりあえず治ってよかった!」くらいにしか思わなかったのです。

まさか私も1年後に当事者になるとは知らずに…

祖堅さんはがんの部位やステージについては詳しく語らなかったので、どんな風にがん治療をしたのかはわかりません。

しかし、がんになったと思われる時期の前と後では、彼の曲調がなんとなく違う気がするのです。

以前は聴いてて面白いけどまあゲームの音楽だねって感じだったのが、今はゲーム音楽の枠を飛び越え、生きる喜びとか運命とか重いテーマ性を感じるのです。

実際ff14のメインストーリーが進むにつれ、キャラが死んだり深刻な話になっていくのでストーリーに合わせたら重いテーマのBGMになっていくだろうとは思うのですが。

それだけではない気がする…

がん治療で人生観が大きく変わったのでしょうか。

今の祖堅さんのBGMは今の私にとってとても心地良いですし、生きる強さや喜びを感じられます。

ゲーム音楽はそのゲームに興味のある人にしか刺さらない狭いジャンルではありますが、曲を通じて全世界のいろんな人の気持ちを癒せるなんて尊い職業だなと思います。

自分ががんになって思ったのは、もちろん医療系スタッフの人はありがたい存在ですし神様なんですけど、その他にも趣味などで人に生きがいや癒やしを与える職業の人って本当にすごいなと思うのです。

体の処置は医療がやってくれるけど、やっぱりいちばん大事なのは本人が生きたいと思う力です。

その生きたいと思える力を与えてくれる人は本当にすごいです。

もう少し長く生きて祖堅さんの新曲を聴きたいです。

祖堅さんのがんが再発しませんように。

3 COMMENTS

ロザリー

2021年5月のデジタルファンフェスで祖堅さんの事が伝えられたんですよね~。
私はちょうどその時入院していて、なんの心構えも無いままがんが判明しましたw
退院してアーカイブで動画を見て知ったんですよね。

>祖堅さんのがん報告を聞いたとき、私はのん気に~
マイディーさんが亡くなられた時が悲しかったけど、どうしても他人事みたいな感じでした。
やっぱり自分が病気になるといろいろ見方が変わりますよね。
昔は病気関連のブログなんて見もしなかったのに、今はたくさんの方の日記を見て回っています!

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rika

ロザリーさんはちょうどあのファンフェスの時に診断されたのですね。
少し不謹慎かもしれないですが、自分がプレイしているゲームの関係者の人もがんで闘病してたんだと思うと少しテンション上がりますよね。

マイディーさんは若くして亡くなられたのが本当に衝撃的でした。
しかし、いざ自分が当事者になってみると自分が健康体だと思っているうちは、闘病している方の話はやはり他人事としてしか捉えられていなかったのだなと思いました。

私も今は闘病している方のブログを見て勉強させていただいたり、時には元気をもらったりしています。

話は変わりますが、昨日就寝するまでに時間があったのでロザリーさんのブログを拝見いたしました。
とても読みやすい文章でついついたくさん読んでしまいました。
最近の検査の数値が良好だということでおめでとうございます!
個人的にはff14の戦闘データがとても興味深かったです笑

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ロザリー

>少し不謹慎かもしれないですが~
良いと思います。
私も一方的に祖堅さんを同士と思ってますし(笑)
同じ病気の治療をしてる佐野史郎さんはアニキと思っています!

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