家族に卵巣がんのステージ4だということを打ち明けてから、いろいろ言葉を交わしました。
その中で言われて嬉しかったことを書きますね。
私の夫に「妻がいきなりがんになってショック?」と聞いたことがあったんです。
夫は「まぁ当然だけどショックはショックだよ。でも生きてたら誰でもなる可能性があるものだからなぁ」と言ってくれました。
<誰でもなる可能性があるもの>という言葉が本当に嬉しかったんです。
がんと診断されるまでは、私の中のがんのイメージって「身体の弱い人や高齢者がなる病気。または親からの遺伝でかかる可能性が高くなるもの」というイメージでした。
卵巣がんは40代くらいから急増するそうです。
私は33歳ですから平均より少し早い罹患だったと言えます。
なので、がんだと診断された時は私は人よりも病気になりやすい生活を送っていたから?私がダメな人間だったのかもと落ち込むこともありました。
卵巣がんになった理由は分かりません。
私の親類はほとんどがん患者はいませんので遺伝の可能性は低いと思っています。
33歳まで妊娠しなかったことも原因の一つかもしれません。
不摂生な生活がたたったのかもしれません。もっと早く婦人科に行っていればよかったのかもしれません。
しかし、こうやって原因探しをすることは今の私にとっては何の意味もないことです。
意味がないこととは分かっているのですが…やはり何か問題が起こった時は原因探しをしてしまうもの。
そんな時に夫に「誰でもなる可能性のあるもの」と言い切ってもらえて心持ちが少し軽くなりました。
そうなんです、どんな生活をしてようともかかる可能性のある病気なのです。
あまり自分のことは責めず、これからの自分の体がよくなることを少しずつ行っていこうと思いました。
もちろん不摂生な生活は改善しようと思います。
決まった時間に起きて食べて寝る生活。健康的だなぁ。
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