最初に卵巣から腫瘍が見つかった時、病院から夫に「どうしよう…今までふざけて末期がんかも!とか言ってたけどガチでまじで私死ぬかもしれない」ってライン通話したんです。
そしたら、夫は静かに「そうだね、死ぬかもしれないね」と言ったのです。
この夫の言葉は、受け取り方によっては冷たい言い方かもしれませんが、私にとってはこの時一番救われる言葉だったなと思います。
死ぬかもしれないという言葉に、死なないで!やだよ!みたいなことを言われていたら、死ぬかもしれない病気になった自分がまるで否定されたような感覚になったと思う。
人生で悪い選択肢を引いたのをダメだしされたような感じ?
でも「そうだね、死ぬかもしれないね」という言葉は、死んでもいいよ、人は死ぬ時は死ぬのだから。みたいなニュアンスで救われました。
死ぬような病気にかかってもいい、生き残る人は生き残り組でやっていくから、みたいな感じで一番安心しました。
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