旦那と付き合い始めた20代前半の時、デートで名古屋市にある科学館に行きました。
名古屋市の科学館は、小学生~中学生くらいで学ぶ理科の内容について勉強できたり、実験できる施設です。
天気のしくみ、鏡の仕組み、岩層の再現モデルなどなど。
旦那は物理とか化学とか大好きなのでめちゃくちゃ楽しんで見てたのですが、私は興味があまりなかったのでつまらなくて退屈でした。
普通のカップルならつまらないデートで終わっていたと思います。
性格の相性が悪ければ別れ話に発展することもあったでしょう。
でも、旦那はつまらない顔してる私に嫌な顔せずに、科学館のコンテンツの説明とか物理、化学で分かりにくいところとかたくさん教えてくれて一緒に楽しもうとしてくれたんです。
もっと楽しいことあるよ~!って全力で教えてくれたんです。
私も、せっかくデートに来たのにつまらなさそうにしてるのは無粋だし、積極的に楽しんでみようと思えました。
分からないことはどんどん聞いて、旦那が何に楽しみを見出してるのか知ろうとしました。
結果的に旦那はすごく楽しめたみたいだし、私も旦那のいいところを知ることができたし、旦那が楽しめたんなら良かった!という素晴らしいデートになりました。
その時、科学館には子供連れの家族客がたくさんいて、未就学児から小学生くらいの子供が元気に遊び回っていたのが印象的でした。
旦那が私に物理や化学の話をするのが、まるで親が子供に勉強を教えている時みたいで、子供ができたらこうやって勉強を教えてくれるのかなあなんて思ったのを覚えています。
女性ってこういうなんでもないタイミングで結婚とか出産とかチラついたりすること結構あると思うんですよね。
この時私は子供が小学生くらいになったら親子で科学館へ来ようと決意したのですが、結局それは叶わなくなってしまいました。
でも旦那との結婚をイメージできた大事な大事な思い出です。
何度もデートしたけどこのデートが一番記憶に残っているかもしれません。
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